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このガイドについて

焦りは一時的。手順は残る。

復旧ソフトは正しい順序で使ったときに効きます。現場のサポートスレに出るエラーへの手当てと、正直な限界まで、ここでは手順書としてまとめています。

  • すぐ動ける手順

    メモリカード、SSD、「このディスクをフォーマットしますか?」の瞬間——悪化させないために最初に何をするか。

  • シナリオ事例

    複合的なケースメモ:うまくいったこと、失敗したこと、決め手になった一通の判断。

  • 正直な限界

    TRIM、上書き、寿命のディスク——平易な言葉で、まだ復旧の余地があるところに時間を使えるようにします。

  • クリーンな入手

    信頼できるビルドを使い、余計なソフトを同梱した再パッケージ版は避けます。

この章の中身

なぜ作業の順序が生のパニックに勝つのか、複合的な事例メモが実際のサポートスレにどう対応するか、ライセンスや SSD で最初に聞かれる質問がよくある質問のどこにまとまっているかを示します。

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サイトの使い方

雑音の中の一本道

初日から全ページを読む必要はありません。分が惜しいときは下の順に進めてください。

最初の1時間の手順

  1. 書き込みを止める — 復旧元のデバイスへの書き込みを止めます。OS が触り続ける SD/USB は抜いてもよい場合があります。
  2. 保存先を決める — 別ディスクまたは別パーティションに空き容量を確保します。元のボリュームへは戻しません。
  3. 作業の流れを斜め読み — クリックする前にスキャンの深さと「別ドライブへ復元」を固定します。
  4. Recuva を実行 — まず通常スキャン。ファイルが見当たらないときだけディープスキャンへ。
  5. 開けることを確認 — 数ファイルだけ実アプリで開いて検証してから成功宣言します。破損はファイル名だけでは分かりません。
  • 試す前にイメージ取得

    誤クリック一つで復元可能なデータが上書きされることがあります。価値の高いディスクではセクタイメージを先に検討し、ツールが許すならコピー上で作業します。

  • クリーンなインストーラを優先

    第三者のインストーラは広告付きバンドルになることがあります。信頼できる入手元から取得し、実行前にファイルの出所を確認します。

  • 試行内容を記録

    スキャン種別、復元先ドライブ、時刻をメモします。ラボや IT に引き継ぐとき、そのログが重複作業や誤った前提を防ぎます。

用語

よく出る言葉

フォーラム、ベンダー資料、焦った検索で同じ語が出ます。インシデント中に迷子にならないよう揃えています。

クラスター
ボリューム上の最小割り当て単位。削除ファイルのクラスタが再利用されると復旧品質は下がり、ゼロになることもあります。
MFT/インデックス
NTFS でファイル一覧を持つメタデータ。通常スキャンはこれに依存し、消去や破損時はディープスキャンがフォールバックになります。
TRIM
SSD が削除済みブロックを掃除する処理。性能には有利ですが削除復元には厳しいため、速やかに行動し余計な書き込みを避けます。
シグネチャ
JPEG や ZIP などファイル種の先頭バイト列。パスや名前が失われたあと、ディープスキャンはシグネチャを使います。
セクタイメージ
ディスクのビットコピー。あやしいメディアや重要データで、再試行を安全にする前に価値があります。
インプレース
スキャンしたのと同じボリュームへ復元すること。多くの場合、新しい書き込みが古いデータと競合するため誤りです。

ソフトを止めるべきとき

  • ドライブからクリック音・ビープ・突然の電源喪失——何度もスキャンするよりイメージ取得やクリーンルームラボを優先します。
  • SMART 異常、イベントログの I/O エラー、セッション途中でディスク管理から消えるディスク。
  • 復号鍵のないフルディスク暗号化——ソフトが復号を捏造することはありません。

このサイトの位置づけ

独立した教育コンテンツです。公式ドキュメントや社内 IT ポリシー、ハード障害時の専門データ復旧の代替にはなりません。作業の流れとトレードオフを説明します。

製品そのものが必要なら、作業の流れを読んだうえでダウンロードを利用してください。